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【社内勉強会レポ】10月からインボイス制度が変わります!勉強のあとは、オープン初日の「TURA」でご褒美ランチ

スタッフブログ

2026.09.02

こんにちは。やなぎ税理士事務所のスタッフです。

9月に入りましたが、京都はまだまだ夏の名残を感じる暑さが続いていますね。朝晩に少しだけ秋らしい風を感じると、それだけでうれしくなる今日この頃です。

9月1日、当事務所では定例の社内勉強会を行いました。

前回のテーマは「消費税」。今回はその続きとして、2026年10月から経過措置の控除割合が変わる「インボイス制度」について学びました。

「インボイス制度は聞いたことがあるけれど、正直よく分からない」

「登録番号が書いてある請求書のこと?」

そう感じている方も多いのではないでしょうか。

私自身も、制度の説明を文章だけで読むと、難しい言葉が多くて頭の中に「?」が浮かぶことがあります。

今回の勉強会では、栁先生がホワイトボードにお金の流れを書きながら説明してくださいました。図にして一つずつ追っていくと、複雑に見えるインボイス制度も、少しずつ仕組みが見えてきます。

今回は、税務に詳しくない方にもイメージしていただけるよう、できるだけやさしくご紹介します。

まずは、消費税の基本的な仕組みから

事業者が国に納める消費税は、基本的には次のように計算します。

「売上のときにお客様から預かった消費税」から、「仕入れや経費の支払いに含まれていた消費税」を差し引きます。

例えば、ある商品を次のように仕入れ、販売したとします。

・商品を税抜100円で仕入れ、消費税10円を支払った
・その商品を税抜200円で販売し、消費税20円を預かった

この場合、国に納める消費税は、

預かった消費税20円-支払った消費税10円=10円

となります。

このように、仕入れや経費の支払いに含まれる消費税を、納める消費税から差し引くことを「仕入税額控除」といいます。

少し難しい言葉ですが、簡単に言えば、消費税を二重に納めることがないようにするための仕組みです。

インボイスは「消費税を差し引くための証明書」

ここで登場するのが、インボイスです。

インボイスとは、正式には「適格請求書」といい、売り手が買い手に対して、適用税率や消費税額などを正確に伝えるための請求書や領収書のことです。

よりイメージしやすく言い換えるなら、インボイスは、買い手が「この支払いに含まれる消費税を差し引いてもよい」と証明するための書類です。

インボイスを発行できるのは、税務署に登録した「適格請求書発行事業者」に限られます。

そのため、仕入先や外注先などがインボイス登録事業者であり、必要事項が記載された請求書等を受け取っていれば、原則として、支払った消費税を仕入税額控除の対象にできます。

一方、取引先がインボイス登録をしていない場合は、原則として、その支払いに含まれる消費税を全額差し引くことができません。

ここが、インボイス制度を理解するうえで大切なポイントです。

未登録の取引先への支払いは、すぐに控除できなくなったの?

「それなら、インボイス登録をしていない事業者に支払った消費税は、まったく差し引けないの?」

と思いますよね。

実は、制度が始まった2023年10月から、いきなり全額を控除できなくなったわけではありません。

急に取扱いを変えると、事業者の負担が大きくなってしまいます。そのため、インボイス未登録事業者との取引についても、一定期間は消費税相当額の一部を控除できる「経過措置」が設けられています。

この経過措置により、2026年9月30日までは、一定の要件を満たせば、消費税相当額の80%を控除することができます。

そして、2026年10月1日から、この割合が80%から70%へ変わります。

11,000円を支払った場合で比べてみます

数字を使って考えてみましょう。

インボイス未登録の取引先に、消費税10%を含む11,000円を支払ったとします。

この11,000円に含まれる消費税相当額を1,000円とすると、控除できる金額は次のように変わります。

【2026年9月30日まで】

消費税相当額1,000円×80%=800円を控除

【2026年10月1日から】

消費税相当額1,000円×70%=700円を控除

同じ11,000円を支払っても、10月以降は控除できる金額が100円少なくなります。

1回の取引だけを見ると、小さな差に感じるかもしれません。

しかし、毎月継続して支払っている外注費や仕入代金であれば、取引回数や金額が増えるほど差も積み重なります。結果として、事業者が納める消費税がこれまでより増える可能性があります。

勉強会で実際に数字を書きながら確認すると、「控除割合が変わる」とはこういうことなのか、とすっきり理解できました。

経過措置は、今後も少しずつ変わります

インボイス未登録事業者からの仕入れに関する控除割合は、今後、次のように段階的に引き下げられる予定です。

・2023年10月1日~2026年9月30日:80%
・2026年10月1日~2028年9月30日:70%
・2028年10月1日~2030年9月30日:50%
・2030年10月1日~2031年9月30日:30%
・2031年10月1日以降:控除不可

今回の変更で経過措置が終了するわけではありませんが、少しずつ控除できる割合が下がっていき、最終的には控除できなくなります。

そのため、インボイス未登録の取引先がある場合は、「今は80%控除できているから大丈夫」と考えるのではなく、今後の影響も含めて確認しておくことが大切です。

私たちが実務で確認すること

日々の会計処理では、請求書や領収書の金額だけでなく、次のような点も確認しています。

・取引先がインボイス登録事業者か
・請求書等に登録番号が記載されているか
・取引日や取引内容が正しく記載されているか
・経過措置の対象となる取引か
・会計ソフトで正しい税区分が選ばれているか

見た目がよく似ている請求書でも、発行した事業者の登録状況や記載内容によって、会計処理が変わることがあります。

また、長く取引している相手であっても、途中でインボイス登録をしたり、反対に登録を取りやめたりする可能性があります。

「いつもと同じ取引先だから、前回と同じ処理で大丈夫」と思い込まず、一つずつ丁寧に確認することの大切さを改めて感じました。

税金の制度は、日々の暮らしの中では少し遠いものに感じるかもしれません。しかし、実際には一枚の領収書や請求書、一つの会計処理とつながっています。

今回の勉強会も、知識を増やすだけでなく、それを毎日の仕事でどのように生かすかを考える、とてもよい時間になりました。

勉強のあとは、オープン初日の「TURA」へ

しっかり頭を使ったあとは、お待ちかねのランチです。

今回伺ったのは、納屋町からもほど近い風呂屋町商店街にオープンしたイタリアンレストラン「TURA(トゥーラ)」さん。

なんと、勉強会を行った9月1日がオープン初日でした。

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新しいお店の、しかも記念すべき初日に伺えるということで、スタッフみんなで朝から楽しみにしていました。

どこか懐かしく、ゆったりとした空気が流れる商店街。その中に現れるTURAさんは、すっきりと洗練されていながら、気取りすぎない素敵な雰囲気のお店です。

扉を開けた瞬間から、「どんなお料理が出てくるのかな」と自然に期待が高まります。

ランチは、彩り豊かな前菜の盛り合わせからスタートしました。

いろいろなお料理が少しずつ美しく盛り付けられていて、思わずじっくり眺めてしまいます。どれからいただこうか迷う時間も、前菜の盛り合わせならではの楽しさですね。

一品ごとに食材の組み合わせや食感が異なり、少しずつ味わいながらいただきました。

続くパスタも、素材のおいしさが感じられる印象的な一皿。自家製パン、デザート、食後の飲み物までゆっくり楽しみ、お腹も心もすっかり満たされました。

真剣に勉強したあとのおいしいランチは、いつも以上に幸せに感じられます。

普段はそれぞれの机で仕事に集中している私たちですが、こうして全員で同じテーブルを囲むと、自然と会話も弾みます。

勉強会の感想を話したり、お料理について「これ、おいしいですね」と盛り上がったり。仕事中とはまた少し違う、スタッフのやわらかな表情が見られるのも、ランチ会の好きなところです。

新しい知識を学び、新しいお店のお料理を味わう。

心地よい刺激をたくさんいただき、9月を明るい気持ちでスタートすることができました。

10月を迎える前に、一度確認してみませんか?

インボイス制度の経過措置は、2026年10月から新しい段階に入ります。

特に、インボイス未登録の仕入先や外注先がある事業者様は、今回の変更によって消費税の納税額にどの程度影響があるのか、早めに確認しておくと安心です。

「どの取引先がインボイス未登録なのか分からない」
「10月から会計処理をどう変えればよいの?」
「会計ソフトの税区分が正しく設定されているか不安」
「自社への影響額を一度計算してみたい」

このようなお悩みがございましたら、どうぞお気軽にやなぎ税理士事務所までご相談ください。

私たちスタッフも、制度の変更を正しく理解し、日々の業務に丁寧に反映してまいります。

これからも、難しい税金の話を少しでも身近に感じていただけるよう、勉強会の様子とともにお伝えしていきたいと思います。

■今回伺ったお店

TURA(トゥーラ)
住所:京都市伏見区伯耆町1-1
営業時間:11:30~14:00/17:30~21:00(ラストオーダー)
定休日:月曜日+不定休
Instagram:https://www.instagram.com/tura_italian/

※営業時間や定休日、メニューなどの最新情報は、お店の公式Instagram等でご確認ください。
※インボイス制度に関する記載は、2026年9月時点の制度に基づいています。

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